先日、映画「それでも夜は明ける」を観ました。
実話に基づいた話しでとても胸が痛くなる映画でした…
映画「それでも夜は明ける」を見た感想!|レビュー
ニューヨークで愛する妻と子供たちと幸せに暮らしていたソロモンは、ある日突然誘拐され奴隷にされる。
奴隷市場で売買され、心優しい主人に買われるものの、とある事情からその後冷酷で残忍な主人へ売られる。
毎日待ち受ける重労働に肉が裂けるほどの容赦ない虐待。
誰もが夢と希望を失う中、ソロモンは愛する家族との再会を夢見て地獄のような日々を生き抜いていく。
詳しいネタばれ含むあらすじや感想はこちらがおすすめです。
それでも夜は明けるのネタバレあらすじ結末と感想
私は渡米する前にアメリカの歴史を少し勉強したので、奴隷制度についても少し知識がありました。
でも「黒人を奴隷市場で売ればお金になるから誘拐する者がいた」ということは知らなかったのでビックリしました。
本で勉強するだけでは得られない、リアルな奴隷制度の姿がこの映画から垣間見えます。
奴隷がいないと事業が成り立たない南部で奴隷として生まれ、奴隷として一生と遂げるのはもちろん悲劇ですが、
主人公のように教養があり、愛する家族と平穏な毎日を送っていた日々(北部で自由黒人として暮らしていた)から一転、地獄のような生活を強いられるのも想像を絶する悲劇です。
でも幸せな日々を知っていたからこそ、希望を持つことができ、耐え抜いて最後は家族に再会することができます。
家族と再会した後は、奴隷制度廃止運動の活動家として奴隷解放に尽力しますが、その後謎の死を遂げています。
一緒にこの映画を観た私の夫はアメリカ人で南部出身なのですが、ソロモンの死について、「誰かが報復のために殺したんだろう」と言っていました。
とても胸が痛くなり、色々と考えさせられる映画です。
悲しい映画が観たいときやヒューマンドラマが好きな方、アメリカの奴隷制度に興味のある方は是非ご覧ください。
あとがき
(画像はこちらで作成しました)
私は実話に基づいたストーリーの映画が好きで、
この作品は私の中でかなり上位にランクインしました。
2018年9月現在、Amazonプライムビデオ対象なので気になった方は是非ご覧ください!