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ミニマリストinアメリカ

アメリカ人夫とアメリカ・カリフォルニア州で暮らすミニマリスト主婦のブログ

【読み放題対象】誰でもできる速筆術 今より執筆速度が一〇倍速くなる方法(ブログ 小説の書き方)/斎藤公明著【レビュー】

本-書評
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ブロガーなら誰しも一度は「文章を速く書けたらなぁ」と思ったことありますよね。

ブロガーじゃなくても、毎日メール・SNSなど、文章を書く機会があふれている現代人。
文章を速く書くことができれば、余った時間を他のことに使えるし、ブロガーにとっては書く速度は時給に換算できるので死活問題とも言えます。

私も書く速度が速い方ではないので「もっと速く文章がかけたらなぁ」と常々思っていました。

そんな時、いつものようにKindle Unlimitedを徘徊していたら、こちらの本が目に飛び込んできました!

速攻ダウンロードして、Siriに読み上げてもらい一気読み(聴き)!
すごく勉強になったので備忘録を兼ねて共有したいと思います(^^)

書籍ご紹介

速筆か遅筆かは、個人の資質が関係していると思ってはいませんか?そんなことはありません。
速筆とは、誰にでも身につけることのできる技術なのです。なぜなら私も、昔は遅筆だったからです。
でも今では、一日五○枚から一○○枚は書くことができるようになりました。
それもこれも、速筆術に出会ったからなのです。
本書ではその「秘密の方法」を、詳しく説明しています。
ぜひ皆さんも速筆術を身につけて、現在の遅筆から脱却してください。

〜内容紹介 より

速さだけじゃない!文章の質も向上する!

筆者は速筆と呼ばれている人たちへのインタビュー、日記や書籍などから速く書く方法を研究。
そこに自身の経験に基づいたオリジナルのエッセンスを加え、速筆術を完成し、本書を書き上げました。
しかも速度が上がるにつれ、目に見えて文章の質も向上したそうです!

タイトルに10倍としたのは、誰でも10倍程度の速さにはなるだろうと思ったからです。
速筆に、なにも過酷な訓練などは必要ありません。

~はじめに より

速読術を身につければ、文章を書く速度だけでなく、質もそれに比例してあがってゆくのです。

~速筆は速さだけじゃない。質までも向上させる より

これは冒頭から興味を引かれます!

それでは早速、具体的な速筆術を見ていきましょう*\(^o^)/*

速筆術

自動筆記

自動筆記とは特に書きたいことをあらかじめ決めておくわけではなく、書きながら書くことを考えていくという手法。(ある程度は決めておいてもいい)

例えば誰かと会話をするとき、あらかじめ内容を考えているわけではないですよね。
でも誰でも普通に喋ることができます。
喋る速度は書く速度よりもずっと速いものですが、支離滅裂になるわけでもなく、普通に会話が成立しています。
私たちは話すことと書くことを別個に考えがちですが、両者にそれほどの違いがあるわけではありません。
なにも考えずに話すことができるのならば当然なにも考えずに書くことだってできるのです。

〜先人に学ぶ側筆術1 より

自動筆記の手順

  1. 何も考えずにリラックスしてパソコンの前に座り、キーボードの上に軽く手を乗せ、目を瞑ってしばらく深呼吸を繰り返す。
  2. このとき書くべきことのある人はそのことを考え、特に書くべきことのない人はなにも考えずにただキーボードの上に手を置いておく。
  3. そのうち浮かんできた文章や単語を書く。

そしてそのあとに書くべき言葉というものは、自動的に決定するかと思います。
なぜなら、次にくる文章とはその言葉の流れを汲んだ文章でなければならないからです。
前に書いた文章を、まったく無視して書くことはできないのです。

〜先人に学ぶ側筆術1 より

話すように書く、というこの作業。
スマホの音声入力機能を使って文章を作成するのも面白いかも!

ポイント

・書いた文章を読み返さない!

速筆で重要なことは、書いた文章を読み返さないということです。
読み返したくなる気持ちはわかるのですが、自分の文章を信じて決して読み返さずに前に進んでゆきましょう。
推敲はあとからいくらでもやればいいのです。

〜速筆で重要なこと より

・うまく書こうと思わない!

うまく書いてやろうと意識すればするほど、反対に文章の質はどんどん下がってゆきます。

〜中略

速筆に重要なのは気ままさで、べつに失敗してもいいという軽い気持ちで書くことが、速度の向上にも繋がり、また質の向上にも繋がってゆくのです。

〜速筆で重要なこと より

・執筆を妨げる最大の原因は意識

とはいっても意識がなければ文章は書けません。
速筆において最も難しいけど、とても重要な「意識と無意識の配分」
意識ばかりだと書くスピードが落ち、無意識ばかりだと言葉が支離滅裂になってしまいます。

ある程度の執筆速度を保ちつつ、且つ支離滅裂な文章にならないよう書くためには、意識と無意識を分業させるのが最もよい方法です。
つまり執筆自体は無意識に任せておいて、その文章が支離滅裂になっていないかを意識が常に検閲するのです。

~意識は執筆を妨げる より

なるほど!
私は文章を書いては読み返し、書いては読み返し、を繰り返していました。
そしてうまく書こうと常に意識していました。
ダメダメですね。

速筆と言われる作家たち

日本で速筆の作家といえば赤川次郎だそうです。
もちろん名前は聞いたことはありますが、速筆だと言うことは本書で初めて知りました。

ジャック・ケルアックという作家はタイプライターをノンストップで叩き続けて「路上」という小説を書き上げた速筆作家だそうです。

速筆というとエンターテイメントのイメージですが、こんなふうに純文学の作家の中にも多く存在しているのです。
そしてゆっくり書いたのでは得られない、躍動感や勢い、美意識というものを表現したのですね。
つまり速く書くことによってしか表現することのできない文章というものはあるのです。

~ビートニクの作家たちに学ぶ速筆術 より

その他にも速筆作家さんたちが紹介されています。
小説などは言葉を一つ一つ吟味して、ゆっくり、ゆったりと完成させていくイメージだったので、文学史に残るような傑作を残している偉大な作家さんたちに速筆者が意外と多いのは驚きでした!

まとめ

他にも参考になる色々な方法が紹介されていますので、是非本書をご覧ください!
さすが速筆を極めた著者が書いた本、短い文章の中に内容がギュッと凝縮されています!
短めの本なのでサクっと読めますよ(^^)

ブログを見ているとたまに
「私は書くのが速い」
と言っている方がいます。

羨ましいな〜と思っていたのですが、本書を読んだ後、
「書くのが速いと言っている人たちは、本書に書いてあることを自然とやっているのでは⁉︎」
と思いました!

音声入力機能を使って文章を書いているという方の記事も見たことあるし、きっと「書く」ということを意識せずに「話す」ように自然体で書いてるはず!

なので無意識レベルで本書のことを実践している方には、本書の内容が響かないかもしれません。(レビューも賛否両論です)

でも当たり前のことができないから物事が上手くできないわけだし、私は基礎を結構重視するタイプ。
それに私は本書ではやってはいけないとされている「文章を書く時に身構えてしまう」方で基礎がダメダメなので、とても参考になりました。
本書に書かれてあることを意識して、自然にできるように身に付けたいと思います!

「書く」ということはもっと自然体でいいんだ〜、もっと力を抜いて、もっと楽しんで、今後ブログ執筆していきたいな〜、と思いました(^^)